ちょんぼ寄ってみーだわ(^。^)水も空気も味わって、蕎麦食べ歩き、横田の旅。
山県そばは、出雲横田駅より車で10分ぐらいの所にある谷間の蕎麦畑と棚田に囲まれた、のどかな蕎麦屋です。
10月の終わりに訪れましたが、すでに新蕎麦が使われていました。
それも自家産の新玄蕎麦を製粉しているとのこと。
割子蕎麦を注文しました。
そばがき、お漬物、蕎麦湯が付いています。
蕎麦は香りも歯応えも申し分ありません。
大根おろしに一味を加えた薬味が添えてあり、その薬味が美味しさを一層引き立てていました。
味は辛子明太子のようで、最初は本当に辛子明太子が入っているのではないかと思いました。
そばがきは甘さ控えめで素朴な味わいでした。
もっと食べたかったです。
横田で訪れた蕎麦屋は「一風庵」と「八川そば」と、この「山県そば」ですが、ここが一番のお気に入りになってしまいました。
お店で黒米が販売されていました。
古代米はどのようにして炊けば良いのかわからかったので、お店のおばさんに尋ねたところ、丁寧に教えて頂き、
その上「試食してみますか」と黒米で炊き上げたご飯を持ってきてくれました。
親切ですよね。ほのぼのした気持ちになりました(^^)
「八川そば」は、奥八川郷に古くから伝わる、麺棒で打ちながら伸ばすという独特な技法で蕎麦を打つそうです。
八川地区の蕎麦は、江戸時代に将軍家に献上されていたということです。
島根から江戸に蕎麦が運ばれていたなんて、想像ができないですよね。
お腹が空いていたので、ざる蕎麦の大盛りにしました。
「凄い大盛りだな」と思ったのですが、実は蕎麦の下に氷が隠れていました(^_^;)
割子とおむすびのセットのおむすびは大きくて、食べていると、必ずばらばらになります。
食べ方が悪いのかな?
器からはみ出した大盛りの蕎麦は横田の蕎麦ではありません。
広島の東城にある「加藤」という蕎麦屋の大盛りざる蕎麦です。
蕎麦の下に氷は隠れていません。もうはみ出しちゃっています\(^o^)/
横田とは関係ないのですが、インパクトの強い蕎麦屋だったので写真載せました。
注文して蕎麦が出てくるまでに1時間は楽にかかります。
お客は私達だけでしたが、お店とつながった、おばあさんの部屋のコタツに入りなさいと勧めてもらい、のんびり待ちました。
お客さんが沢山きたらどうなるのでしょう?
升にそば粉を入れてきて、ゆっくり、ゆっくり蕎麦をつくります。こんな蕎麦屋もいいですね。